独居老人の入院で残された猫

独り暮らしのお年寄りが入院したり亡くなったりして
お家に親戚の方が入ったら
犬や猫が取り残されていた、という話は
もう珍しいことではなくなりました。

中には数十匹の猫が餓死しかけて居たり
劣悪な環境に置かれていたり
どこから手をつけたらいいのか行政が二の足を踏むところを
果敢に立ち向かっていらっしゃるボランティアさんもいらっしゃいます。

黄色い猫じゃらさんの猫屋敷現場レスキュー。

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暑い中、お疲れさまでした。


他人事ではありません。

4日前の朝一番にご近所の方から相談があって

「今日にも入院しなければ命に関わる病気の方が
飼っている猫を残していけないと入院拒否されて困っている」

「家族も親戚もおらず天涯孤独。猫を預ける先もない」

「猫も20歳すぎてて目も見えずガリガリに痩せて今にも死にそう」

どうしたらよいだろうか?と言われ
これといった名案があるわけもなく
取りあえず現場を見に行きます、と言うと

「行ってもらっていいんでしょうか?」

と。

思わず

「そのために来られたんじゃないんですか?!」

と、語気が荒くなってしまいました。

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当該の猫。

全盲で骨がごつごつ出ていますが
思っていたより状態は綺麗で覇気もあります。
ぜんぜん死にそうじゃない。

「友達に言われて愛護センターに引き取ってもらう決心をしていた」

と飼い主のおばあちゃん。
起き上がるのがやっとのご様子です。

愛護センターに引き取ってもらいたんですか?

と伺うと本当は猫が死ぬまで入院したくない。
でも猫を残して入院は出来ない、と。

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お部屋のきちんと片付いた状態
猫のトイレや餌場の清潔さ
病床ながら小ぎれいな身だしなみのおばあちゃんでした。
年金で細々と猫とふたり20年も暮らしていらしたのでしょう。

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わたしがちゃんと面倒をみますから
すぐに入院されて治療を頑張ってください。
また、猫と一緒に暮らせるようにしましょう。

そう言って猫を連れ帰りました。

手を尽くせばまだまだ長生きしそうな猫は
ミィちゃんと呼ばれていました。
餌をすり鉢であたってひと匙ずつなら食べられます。
2時間おきの給餌で少しずつですが
点滴も入れましたしお薬も飲んでくれています。

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飼い主さんが恋しいのか
宙に向かって呼び鳴きします。

本当に他人事ではありません。
人も猫も長生きのリスクをちゃんと考える時期だと感じています。



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2016-07-29(Fri)
 

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プロフィール

Author:姫丸 まいこ
猫の保護団体や被災動物にひっそり支援活動をしている主婦です。

近所の公園猫の保護に関わってから地域猫活動について考え始めました。

今季から実際の活動を始めることにしました。

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